
子どもがどんなにテスト勉強をがんばっても成績が思うように上がらない …と困っていませんか?
勉強して成績を上げる人と上がらない人では一見同じように見えて、
実は様々なところで差があります。
もしあなたは「そのような差」を何も知らずに、ただがんばって勉強を続けてみてください。
あなたはテストでの成績が上がらないだけでなく、希望の高校やその先の大学にも進むことができなくなります。
さらには勉強方法が身についていないということなので、その先に資格を取ろうという時にも思うような結果を得ることは難しくなります。
この記事では「がんばっても成績が上がらない人」の11の特徴を解説し、
あなたのお子さんの効果的な勉強方法の改善の役立ってもらえればと思います。
成績が上がらない人の特徴1 :目標が決まっていない
成績が上がらない人はただ漠然と机に向かってしまいます。
つまり勉強への目標が決まっていないという特徴があります。
その結果、勉強への取り組み方が漠然として、自分がなんのために
勉強をするのかということで気持ちが散り、集中することができなくなります。
勉強というものは困難なものです。目標がないと意欲も湧いてきません。
「学年で何番以内に入る」
「○○高校に合格する」
というような目標を持つことができれば、勉強に対する気持ちが自然と強くなっていきます。
成績が上がらない人の特徴2 :計画的に勉強をしていない
勉強できない人は計画的な勉強ができていません。
気持ちでは勉強をしなければ!と思っていても、実際には思いつきでその日のやることを決めて行ってしまいます。
そのような取り組み方だと、自分の苦手なところは後回しになったり、明日に先延ばしにしたと、自分の課題克服をすることが難しくなります。
結果として成績を上がらなくなります。
勉強を効果的に行うには時間・内容・バランスと自分の課題を中心に計画的に勉強を進めることが必須となります。
同時に適切な休憩時間や就寝時間も設定し、毎日の授業を集中して聞くことが
できるような生活習慣にしていくことも結果として記憶力を伸ばしていくことになります。
成績が上がらない人の特徴3 :自己イメージを持てていない。


成績が上がらない人はただ漠然と勉強をしてしまい、
勉強を終えたらどのような力がついているのかというイメージが弱いという特徴があります。
勉強に対する目的意識が低いとも言えるでしょう
例えば数学の計算問題を20問やろうと思ってもこれを30分以内でやろうと思ってやることと、ミスが内容に全部やろうと思って取り組む人ではその取り組み方や勉強の質が全く子となってくるでしょう。
前者で挙げた意識と後者では勉強の質が違ってきます。
ましてただ計算練習をやればいいやと思ってやった人と比べれば、その後の身についた学力は大きく異なります。
テストで成績を上げよう思うには自己イメージを持ちながら、一つ一つの勉強に取り組むことが欠かせません。
成績が上がらない人の特徴4 :勉強をするための時間をつくらない
成績が上がらない人の特徴は勉強をする時間と作らないという特徴があります。
中学生ともなると部活動がはじまし、時間をつくることも難しくなります。
ゲームだってまだまだやりたい年頃でしょうし、友達とスマホでSNSを楽しみたい気持ちもあると思います。
しかしそれらにかこつけて、勉強をやらないというのは、どうやってテストでの成績を上げることは難しいことでしょう。
勉強ができる人はこれらの趣味や部活をやりながらでも、勉強の時間を確保し実力アップを行っています。
「忙しい」とか「時間がない」とかいうのは言い訳であり、自分の時間をいかにして見つけ、効率的に学習を進めていくのかも含めて本人の実力ということができます。
このようなスキルは「タイム・マネージメント」と呼ばれ、将来社会に出たときに何を優先的に行い、時間を区切り行っていくのかということが必要になってきます。
中学時代の勉強はそのための試金石とも言えるかもしれません。
成績が上がらない人の特徴5 :スマホから目が離せない


成績が上がらない人の特徴はスマホばかり見てしまう特徴があります。
勉強をしている時でもスマホが常にそばにあって、バイブが鳴るたびに画面を開きます。
高まってきた集中力もこれではすっかり削がれてしまいます。
頭に入ってきた内容もこれでは定着焦ることができません。
またスマートホンの液晶から発せられるブルーライトも目に大きな疲労を与えます。
スマートホンは簡単に外の世界と繋がことは勉強にとってはプラスにはたらきません。
勉強はどこか孤独に自分の心と教材とを結びつけることが必要なのです。
そのためにも勉強中はスマートホンの電源を切る、または別の場所に置いておくといった身から離すことが必要なのです。
成績が上がらない人の特徴6 :「なぜ」そうなるのか考えない
成績が上がらない人の特徴は「なぜ」とそのような解答になるのか考えません。
答えを導く時にもただ作業のように進めてしまい、
その背景にあるロジックを考えずに、ひたすら進めてしまいます。
「なぜ」という視点が大切な理由は物事にある共通性に気づき、抽象的な見方を学び・手に入れることです。もちろん勉強の中には単純な暗記する内容も多くあり、そこの領域まで「なぜ」と考えることは能率的ではありません。
しかし例えば英単語のような内容であっても共通項を見つけることで
[develop-development]などと言葉が一定の法則で変化していることを知ることができるでしょう。
数学や理科などで問われる思考力を問う問題も、
「この定理を使うんだ!とこの特性があるからなんだ!」
と事実と現象が一致してくると勉強を驚くほど能率がアップしていきます。
成績が上がらない人の特徴7 :問題集をたくさん持っている


成績が上がらない人の特徴は問題集をたくさん持っています。
問題集ができるようになるというには一通りやったところで力が吐くことは稀です。
一冊の問題集を何度も繰り返し行うことで自分の課題を見つけ、実力をつけることができます。
もし問題集をたくさん持っていて「全冊を一通りやる」のと「同じ問題集を繰り返しやる」のとではどちらが力がつくでしょう?
それは間違いなく後者です。
繰り返し行うことで間違えた問題への考え方が深まり、解いていく地力を高めていくことができます。
問題集を一回だけ行い、解答合わせをし、間違い直しても、一回限りではその間違いを治すための解法を定着しにくいでしょう。
一冊の問題集をやり切ることができた時に次のもう一冊を購入してもいいかもしれませんね。
成績が上がらない人の特徴8 :参考書を読むことに時間を割いている


成績が上がらない人の特徴は「参考書を読む」ことに時間を割き過ぎています。
つまり、問題集を解いていないんです。
勉強で学力を上げる方法はいかにアウトプットをしていくかです。
参考書を読むというのはどちらかというとインプットの方と言えます。
インプットの量を増やして脳内に情報を蓄えても、それを外に出していくというプロセスがなければ、実際のテストの時には答えることができません。
参考書を読むことよりも、解答の解説が充実した問題集を使い、実践的なプロセスで問題を解いていった方がプラスになります。
勉強に活かせるアウトプットは○○?アウトプットの5つのメリット
成績が上がらない人の特徴9 :休憩の時間の終わりを決めていない
成績が上がらない人の特徴には「休憩の時間」を計画的に取りません。
休憩というのは勉強を効果的に進めるために必要ですが、時間を決めずに休憩をとるとそれは無制限にとってしまうことになります。
人は誰しも勉強よりも休憩の方楽であり、放っておくと長くとる傾向があります。
それだからこそ学習マネージメントの観点からも休憩を何時までとって、次はいつから再開するのかという姿勢が必要となります。
成績が上がらない人の特徴10 :必要以上に長く勉強の時間をとる
成績が上がらない人の特徴には必要以上に長く勉強の時間ととることがあります。
勉強時間が成績との連動していることは否定しませんが、勉強ができる人は勉強の効率という点にも力を入れています。
短かい時間でも集中力を発揮し、最大限のパフォーマンスを見せます。
同じ勉強をするにしてもアプリを使う・単語帳を使うなどと成果を出すために最も良い方法を行います。日常生活を見回してみると結構5分10分の空いている時間をとることができます。
そのような短時間でも自分のできることを見つけ勉強時間に充てることができます。
また睡眠時間を削ることもプラスにはなりません。
記憶力・思考力の向上という視点で睡眠時間を確保することの重要性を知っています。
成績が上がらない人の特徴11 :テスト前に徹夜をしていまう
成績が上がらない人の特徴は「テスト前というのに徹夜をしてしまう」ことです。
テスト準備ができていない時に最後の手として徹夜をしてしまう気持ちはわかります。
しかし徹夜をしたからといって良い成績が出る確率は低いでしょう。
人間の記憶というのは睡眠をしてから思い出すという行為を通して長時間定着することができます。
もし準備ができていないというのであったら、確実に覚えているところを着実に取れるように復習をする方が良いでしょう。
今回の失敗を次に活かせるように、次期の計画を考えていくことが大切です。
チェック! 特徴を踏まえ、どのように対応すれば良いのか?


自分の子どもを見たときに何個の特徴が当てはまったでしょうか?
学習の目的・勉強時間・問題集の選択など「ちょっと気をつければ」成績が上がる可能性がたくさんあります。
しかし普通の親にとって、子どもに対し助言をその程度できるでしょうか?
なかなか難しいかと思います。
そう考えると知見を持った外部のサービスを使うというのも
大いにありなのではないでしょうか?
特にコーチングという方法は「11個の特徴」を克服するために直接教えるというよりも、どのように勉強をすれば良いのか計画を助言してくれます。
オンラインという形式を使うことでリーズナブルにコーチングを使うことができます。
無料体験のコーチングもあるので試してみるのもおすすめです。
\こちらにはオンライン学習でコーチングを使ったものをまとめています/
成績が上がらない人の11個の特徴は :まとめ
成績が上がらない人の特徴として11のポイントを挙げました。
逆にいうとこれらと反対のことができるとテストの成績は着実に上がっていきます。
勉強を進める上においてどのように的を絞り、効率的に勉強を進めるのか親と本人と話し合いながら良い成績をねらっていきましょう。

