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「リスニングがテストで出されるけれど、いい勉強方法は?」
「文法問題や長文問題はワークや問題集も豊富に用意されていますが、リスニングというとどのような勉強方法をすればよいでしょうか?」
英語のリスニング問題の比重は年々大きくなっていおり、定期テスト・高校入試でも確実にだされます。
リスニング能力の重要性は確実に高まっています。
もしリスニング力の勉強方法を知らないまま、高校入試に突入するとリスニングパートだけ丸ごと落としてしまう、または大きく下がってしまうことになります。
このように高校入試で行きたい高校への「合格する可能性」を高めるためにはリスニング力を上げていくことは不可欠です。
この記事では、英語のリスニング力を伸ばすための勉強方法を解説します。
英語への苦手意識はありませんか? 正しい学習方法を繰り返すと英語の実力が格段にアップします。
準備編:リスニングの勉強はなるべく早い時期にやる
リスニング力は中学1年などの早い時期から練習をしましょう。
なぜならリスニング能力は耳で音を聞き、脳内で処理する力を高めることです。
英語を脳で「処理する力」を高めるためには、他教科の読むことや覚えることに比べて時間がかかります。
そう考えるとできるだけ早い時期から勉強を始め、英語の音に慣れていくことがポイントです。
現在の英語の教科書にはQRコードが記載され、MP3の音声が気軽に聴けるようになっています。
まずはこちらを徹底的に活用すると良いでしょう。
中学校の定期テストでもリスニング問題が必ず出題されます。
まずは教科書の英文をたくさん聞いて、真似して徹底的に頭に刷り込むような気持ちで活用しましょう。
中1の早い段階からリスニング練習も同時に練習しよう。
準備編:入試対策でもリスニングを逃さずに
中3になれば、高校入試を見越した対策も欠かせません。
リスニングも同様です。
定期テストと違って、高校入試は範囲や内容が特定できないため、対策をしずらいように思われます。
入試で出るリスニングは長文などはなく、比較的短い文章が中心となります。
これまでやってきた教科書の音声を聞き取る練習、各都道府県の入試模試問題のサンプル音声などを繰り返し行い、これらを完璧に覚えることで十分に取れるレベルです。
入試の準備として、音声を用いた音読等を必ず行いましょう。
入試対策には必ずリズニングを取りれよう
家で行うリスニングの勉強法・その手順
家でリスニングを勉強する場合の手順を解説します。
リスニングと言っても、いきなりネイティブスピーカーの音声を聞き取るのは簡単ではありません。
こちらに挙げた手順で積み重ねればリスニング力を着実に上げることができます。
英語リスニングの勉強法・手順
- 【単語と文法】を覚える
- 発音はアプリや電子辞書で正しい音を確認する
- 英語の音声・抑揚・スピードに慣れていく
- 実際に教科書を音読をする
- オーバーラッピングをやる
- 仕上げにはシャドーイング
まずは【単語と文法】を覚える
リスニングの練習をしていくにあたって、英文に登場してくる「単語」「文法」を覚えておくことが前提です。
また中3ともなると英文の中心となる動詞はどれであるか、節や句がどれにかかるかなどを理解できることが必要です。
とは言っても英文全部を完璧に理解する必要な全くありません。
問題を解くううえでポイントなるキーワード、これを聞き逃したらわからなくなるという言葉を聞き逃さないように単語や文法・文の構造を理解するようにしてくださいね。
覚えた英単語を忘れてしまいませんか? こちらには忘れなくなる英単語の覚え方を解説しました。
>【暗記3ステップ】をするだけで、英単語忘れなくなりました
文の構造とは?
リーディングと文法を固める
リスニング力を高めるためには、文の構造が理解できたところで、次はリーディングを行い文章の意味がわかるよう目指しましょう。
なぜなら聞いている英文の意味がわからないでただ単語がわかるだけでは、文章の根本的な理解が伴わないからです。
そして使われている文法を確認し、時制や句・節を意識して理解するように努めます。
初めは時間がかかっていたリーディングも繰り返すことでスピードは上がってきます。
発音はアプリや電子辞書で正しい音を確認する
リスニング力を高めるために単語を覚える時は、綴りや意味も大切ですが正しい発音も自分で言えるように心がけます。
辞書に発音記号があるので、発音記号を見て正しい発音を言えるようにします。
発音記号は見慣れないと理解できないものですが、電子辞書であれば音声は付属していたり、
オンライン辞書であればMP3音声で簡単に聴けます。
単語学習と言っても単純に意味を覚えるというだけでなく必要な要素が色々あります。
- 日 → 英
- 英 → 日
- 英 → 発音
- 英 → 複数の意味
- 熟語 → 日
これらの要素を相互互換的に覚えていくと単語力・語彙力を大きく伸ばすことができます。
英語の音声・抑揚・スピードに慣れていく
英語リスニング力を高めるには、英文の抑揚や速さに慣れていくことが欠かせません。
なぜなら単語一つの発音を聞き取れることと、連続で流れてくる英文の音は異なるからです。
例えばネイティブ・スピーカーが読む英文は、「子音」の次にくる「母音」とはつなげて読むというルールがあります。
具体的には
「仲良くやる」という[get along with]という文では[geta long with]というようにgetとaが一つの音に繋がることとなります。
このようなルールは頭では理解できても、実際の音声を聞いて、即座に理解するためには量をこなすことが必要となりますね。
そして聞き取れるだけでなく、自分自身が発音する際にもこのような音が繋がることがわかり、言えるようにすることがポイントとなります。
実際に教科書を音読をする
これまで覚えてきた単語の意味・発音、文章構造、文法が音読スピードの速さでは追いついていないのです。
英語リスニング力を高めるには、実際に教科書を音読することです。
なぜな語学には自分の言える音でなければ聞き取ることができないという原則があるからです。
実際に教科書を音読してみるとわかりますが、つっかえないでスムーズに読むこと想像以上に簡単ではありません。
なぜかというこれまで覚えてきた単語の意味・発音、文章構造、文法を処理するのが音読スピードの速さでは追いついていないからです。
自分なりに理解しているという状態での音読は、これらの処理スピードができていないということなのです。
当然リスニングでも必要な処理スピードが求められます。
まずは教科書の英文を一定のスピードで確実にできることで、
結果としてリスニング能力も向上しす。
この段階ではまず自分のスピードで教科書の英文を確実に止めるところを目指します。
オーバーラッピングをやる
英語リスニング力を高めるには、オーバーラッピングをやりましょう。
オーバーラッピングとは、教科書の音声に合わせて、教科書の英文を見ながら音読する学習方法です。
なぜならオーバーラッピングをやることでつく力に以下のものがあります。
- 発音
- 抑揚
- 速さ
- 間の取り方
初めははこれが意外なほど難しいのです。
それは教材の英文の速さがネイティブの速さであり、この特徴を意識しながら読むということに脳内で処理できていないからです。
でも安心してください。
オーバーラッピングをくり返しやることでこれらの感覚は自然と身につくことができます。
また繰り返し練習をしていくと「何箇所かどうしてもついていけない」場所が出てきます。
このような英文箇所はあなたの理解が弱いところです。
重点的に練習することで 総合的な英語力を底上げすることができます。
仕上げにはシャドーイング
英語リスニング力を高めるの仕上げにシャドーイングです。
シャドーイングとは、聞こえた音声のすぐ後を「影のように」ついていきながら発音する練習方法で、元々は同時通訳者の研修方法として使われていました。
シャドーイングはテキストを見ないで音声を真似するのでオーバーラッピングよりも難しくなります。
なぜならもとの音声の発音・アクセント・抑揚を耳だけで慎重に聞き取ることが必要です。
しかしシャドーイングまでマスターすることができたら、英文が頭の中に相当定着していると言えます。
リスニングだけでなく勉強の仕上げに取り入れる事は大きな効果を発揮します。
(復習)英語リスニングの勉強法・手順
- 【単語と文法】を覚える
- 発音はアプリや電子辞書で正しい音を確認する
- 英語の音声・抑揚・スピードに慣れていく
- 実際に教科書を音読をする
- オーバーラッピングをやる
- 仕上げにはシャドーイング
リスニング力と音読する力との関係は上に挙げた通りです。こちらではスムーズな音読のコツを解説しました。
実践編・リスニング問題を実際にやる時のコツは?
実際にリスニング問題をやる時には以下に解説するコツを意識すると効率的に問題を解くことができます。
英文のまま理解する
リスニング問題を実際にやる時のコツには、英文のまま理解するようにしましょう。
なぜなら日本語に直してから理解しようとするとリスニングする速さには対応することができないからです。
英語を理解しようとする時は、どうしても頭の中で自然に日本語に直してしまいます。
最初から出てくる単語をつなぎ合わせながら英文のままイメージを掴むことが必要となります。
普段の時から日本語として理解する時も前の英単語から繋ぎながら理解するよう努めてください。
リスニングの出題形式に慣れる
リスニング問題を実際にやる時のコツには、リスニングの出題形式に慣れることが必要です。
リスニング問題の形式は一定の形式があります。
特に多いのは選択式で内容の正誤を聞くタイプです。
最近ではグラフや表を見て答える問題も増える傾向があります。
また、グラフを見て答える問題や、難易度が高い問題であれば日本語や英語で記述を求めてくる問題もあります。
主なパターンには以下のようのものがあります。
◎正誤問題
このタイプは正解率50%なので好きな人も多いでしょう。しかし、目標は100%正解することなので、そのためのヒントをいくつかご紹介。
聞く前に、文章が正しいのか誤りか予測をし、その確認をするために聞きましょう。
文章内のキーワードに下線を引きましょう。
文を質問に変えてみてください。正しい情報を聞きとる参考になります。その次に、重要な情報を聞いて解答を確認します。
一般的に、重要な情報は強調されます。
誤答が減点にならない限りは、たとえ予想であってもこのタイプの問題は必ず全て答えましょう。正解率50%なので!
誤りの文章を修正するタスクの場合は、聞きながらメモを取り、聞いた後に正しい文章を書きましょう。聞いている間ではなく、聞いた後に、文法やスペル、句読点をチェックしましょう。
◎選択問題
選択問題も人気のタイプですが、よく似た選択肢が混在することがしばしばあるので、気をつけましょう。
リスニングの前に、全ての選択肢を注意深く読み、キーワードに下線を引きましょう。
選択肢が数字や日付の場合は、リスニングの前に自分に言ってみてどんな風に聞こえるか考えましょう。
自分の常識を活用し、不可能だと思われる選択肢は削除しましょう。
選択肢の内容を識別しづらい場合、自分の言葉に置き換えてどう問題に答えるか考えましょう。それから再び選択肢を見返したときに、どの選択肢が自分の意見と一番近いですか?
解答を確認するために、重要な情報を聞き取りましょう。通常、重要な情報は強調されます。
話者が全ての選択肢について話すケースもあります。選択肢から正しいものを選ぶ前に、まずオーディオを全て聞きましょう。最初に聞いた選択肢は選ばないようにしましょう。
選択肢はリスニングの後に読みましょう。明らかに間違いの選択肢は削除しましょう。
誤答が減点にならない限りは、予想であっても必ず全ての問題に答えましょう。◎自由記述問題
自由回答は難しくもありますが、いくつかコツがあります。
問題を読み、聞くのに重要な情報に下線を引きましょう。
リスニングの前に、問題に番号を振り、聞く際、番号の横にメモを取りましょう。
キーワードだけを書き取りましょう。聞いている間は、完成された、完璧な文章を書くことは不要です。
キーワードは不完全でも、素早く書きとりましょう。
完全な単語ではなく略語で書きとりましょう。例)information→info、English→Engなど。
聞いている間は、スペルは気にしないこと。スペルは後で修正できます。
リスニングの時間は、とにかく聞くことに集中し、書くことに囚われないようにしましょう。
◎文章完成(穴埋め)問題
リスニング試験では、メモを完成させるような穴埋め問題もあります。
リスニングの前にメモを見ましょう。どんな情報が抜けていますか?
名詞、動詞、数字、日付、それとも名前?
必要な情報を予測し、確認のために聞きます。
聞いている間は、全ての単語ではなくキーワードを書き留めましょう。
聞いている間は、完全で完璧な文章ではなくメモを取る程度にしましょう。
キーワードは素早く書きとりましょう。
完全な単語ではなく略語で書きとりましょう。例)information→info、English→Engなど。
聞いている間は、スペルは気にしないこと。スペルは後で修正できます。記述問題の場合は正確に聞き取る必要がありますが、音声の該当箇所をほぼそのまま書き取るか和訳すれば得点となるため、慣れれば得意分野にすることも可能です。
必要な情報のメモをとる
リスニング問題を実際にやる時のコツには、必要な情報のメモをとることです。
なぜならリスニングに出てくる情報を脳内に記憶として留めておくのは簡単でないからです。
解答するために必要な最小限の知識を聞き取り、素早くメモするスキルがリスニング問題でスコアを上げていくコツとなります。
そのためにはまず「音声が流れる前に」質問をよく読み、その要点を押さえることが必要となります。
正誤問題や選択問題では事前に英文選択肢を読み込む力も必須です。
素早くそれらを読み、なんとなくだけれども「あたり」をつけておくなどのこともできるよう練習しておきましょう。
楽しみながら学ぶ:おすすめ英語リスニング教材
リスニング力を教科書だけで覚えようとしても、なかなかモチベーションを維持させるのは簡単ではありません。
しかしながら現在は身の回りに良質のリスニング教材が多く出回っています。
これらを効果的に活用することでリスニングの楽しみながら学ぶことができます。
リスニング力アップに洋楽をチェック
リスニンング力をアップさせるには洋楽を聞く・楽しみましょう。
洋楽の題名・歌詞を読む、覚えるだけでかなりの英文感覚を高めることができます。
これらの歌詞には口語的・散文的な表現が多いですが、「ネイティブスピーカーってこういう発想をするんだ」という言語感覚を身につけることができます。
リスニンング力をアップさせるには英語字幕で映画・ドラマを見る
リスニンング力をアップさせるには、映画を英語字幕で鑑賞します。
NetflixやAmzon primeのようにストーリミングで洋画や連続ドラマが見られるようになりました。
これらのサービスに字幕選択がついており、日本語字幕・英語字幕・字幕なしから選べるようになっています。
ドラマや映画を見ながら、字幕を追いながら見ていくことでもリスニング力をアップすることができます。
またYouTubeもいい英語の資料がありますよ。
自分の興味のあるところから探してみましょう。
リスニンング力をアップさせるには、アプリを活用しよう
リスニンング力をアップさせるには、アプリを活用することができます。
具体的には「Duolingo」や「iKnow!」というアプリがおすすめです。
アプリ学習が良いのは手元にあり、素早くできるので隙間時間に使えることです。
また学習履歴も残るので、自分の苦手なところを把握し、学習プランの作成にも役立てることができます。
英語リスニングの勉強法 聞き取る力が上がるコツは? まとめ
英語のリスニング力向上には勉強方法を知らないと対応できない面もあります。
勉強をしていくコツは以下の通りです。
- 単語と文法をまずは覚える
- 発音はアプリや電子辞書で正しい音を確認する
- 英語の抑揚やスピードに慣れていく
- 実際に教科書を音読をする
- オーバーラッピングをやる
- 仕上げにはシャドーイング
このような手順で行なっていければリスニング力をアップさせ入試レベルの問題はほぼ完璧に解答することができます。
一歩一歩の積み重ねが大切です。
今日から始めましょう。