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【中学】勉強に活かすアウトプットは?アウトプットの5つのメリット

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「アウトプットをもっとやろう」
と言われますが実際には何をやればいいのでしょうか?
「アウトプットをすると何がよくなるの?」

英語でも、算数・数学でも家庭学習を進めていくうえで
「アウトプット」を増やしていくことは
学習の実力アップで欠かせません。

勉強で結果を上げる人はアウトプットをすることを大切にしています。

ナリタケ

勉強にアウトプットを取り入れることができれば、
学力アップの効率がグッと高まりますね。

この記事では
「アウトプットってなに?」
「アウトプットを活かした勉強法って?」
という問いをわかりやすく解説します。

目次

【アウトプット】とは「出力する」という意味です

航空機の無料写真

アウトプットとは自分の外に出していくという意味です。

最近は巷でも「アウトプット」という言葉がよく聞かれるようになりました。

私たちはスマートホンで、ツイッターやウェブ記事など多くの情報を取り入れながら生活しています。

現在の生活では、学んだことや新たに知ったこと膨大な情報量に囲まれながら生活をしているのです。

multicolored codes

しかしながら「得た知識」は本当に私たちの中に入り、自分の生活の改善につながっているでしょうか。
これらの知識を「左から右に流されてしまっていない」でしょうか?

勉強のことも含め、手に入れた知識・情報を一時はありがたがるものの、時間と共に置き去りにして、自分の力を高めるために活かしきれていません。

つまり情報を取り入れ「いいね、それ」と心で思うものの
なかなかそれを活かし、次のステップにうつせないのが実情かと思います。

情報や知識を自分で活かすためには
「アウトプット」という過程が不可欠です。

ではこの記事では

  • 「アウトプット」で得られる5つのメリット
  • 「アウトプット」を学習で活用するポイント

    を解説します。

「アウトプット」とは「出力する」「発信する」という意味です。「out」=「外」とイメージが持てれば、
自分の外に出すという意味が掴みやすいかもしれません。

ナリタケ

最近ではビジネス関係でも「アウトプット」という言葉がよく見られるようになりました。

「アウトプット」の反対語は「インプット」

「インプット」は「中に入れる」という意味。

「インプット」とは自分の中に知識や考えを取り入れる行為を表すのです。

学習の場面で言うと、先生の話を聞いたり・教科書を読んだりと情報を取り入れることがどうしても増えてしまう傾向があります。

しかし取り入れた情報を入れたままでは、実際につかうことができません。

ナリタケ

取り入れたものを自分で解釈し、人に伝えたり・実践的に活用するなど、外に出していくことが不可欠な情報習得のプロセスになります。

家庭学習での【アウトプット】とは?

アウトプット
書く・話す・行動するということがアウトプットとして重要なポイントです

勉強の質を上げていくためには、得た知識をアウトプットしていくことが重要なのです。

とはいってもまずは情報を

  • 授業を聞く
  • 教科書を読む
  • 単語を覚える

といった学習方法は、正にインプットを重点に置いた学習方法だということができます。

このような学習には一定の効果があります。

つまり学習には
「これまで知らなかったこと」を【まずは知る】
というプロセスが必要だからです。

しかしただ「知る」というだけでは、
それが脳に定着し、覚え、活用するという段階までに
育たせることができないでしょう。

得た知識を「アウトプット」することで、
すなわち外部に向けて表現することで脳に定着し、活用できるのです。


家庭学習でのアウトプットには、
大きく分けて

  • 「書くこと」
  • 「話すこと」
  • 「行動すること」(人に教える・発信する)
    という3つの方法があります。

この3つの方法を勉強の中に組み込むことで驚くほどの学習効果を伸ばすことができます。

【アウトプット】を取り入れると得られる5つの利益

では、アウトプットを、どのように勉強に取り入れればいいのでしょうか?

まずはアウトプットをすることで得られるメリット5つを見ていきましょう。

【アウトプット】をすることで「記憶が深まり、忘れにくくなる」

purple flowers on brown open book

すなわち「書くこと」「話すこと」「行動すること」していくことで
記憶が深まり、忘れにくくなるというメリットがあります。

授業で学んだことを
ノートにまとめたり、
友達に説明したりする
とで
記憶が整理され忘れにくくなります。

授業など毎日新しいことを学びます

逆にいうと学んだことも常にリニューアルされ、
少し日が過ぎたものは段々と忘れてしまいますね。

勉強のプロセスで
学んだことを「書いたり」
友達に「話したり」

することでこれらの学んだことは
思い出すという作業が脳内で行われます。

この「思い出す」そして「書く」「話す」
という工程が行われることで
記憶内容が整理され、脳内に定着することができるのです。

【アウトプット】をすることで知識が整理され、理解が深まる

bird's eye view of freeway

「書いたり」「話したり」することで、
脳内の断片状態である知識が、
系統化され知識が整理されます。

友達に自分が「学んだこと」を話してみると、
まず自分の中にどのような順序で話せばいいのかと考えます。

「何を前提に話せばいいのかな?」
「この知識の周辺情報は何なのかな?」
と頭に入れた情報に
優先順位がつけられたり、類型化されたりします。

学んだことを人に話そうすることで
内容が整理され実際の場面でも
じょうずに使うことができるのですね。

これは授業で発表するときも同じで、
頭の中で考えているだけでは堂々巡りになってしまいます。
要点をまとめ整理して発表することで理解が深まるのです。

「誰かに話すということ」で思考がクリアになり、
伝えるための構造を組み立てることができるのでしょう。

勉強ができる生徒は「発表」や「プレゼンテーション」という場を
利用してアウトプットする機会を上手に取り入れています。

【アウトプット】をすることで、記録を残していける

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世の中に情報は大量に溢れかえっています。

デイリーニュースからSNSのタイムライン。

これらの情報はあっという間に流され、
知らないうちに消えていきます。

正に情報を消費こそすれ、
私たちの記憶からはほとんど残らないままとなってしまうのです。

アウトプットの中でも「書く」があります。

ニュースやSNSのタイムラインの気になることを
メモや手帳に書いておくことで、
それだけで記録として残していくことができます。

ツイッターだったやつぶやくだけでも、
それは自分の記憶として「残して」おける状態になります。

時間がしばらく経ってから、これらの知識を見返すことで、
流してしまったことものでも
「はっ」と思い出すことができるのですね。

現在の情報化社会で情報の海に溺れてしまいそうなものでも、
効果的に記録していくことで、
自分の記憶に留めておくことができるのです。

【アウトプット】をすることで、教えることが上手くなる

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意外なくらいに他者に物事を教えるというのは難しいものです。

それは自分ではわかっているつもりであっても、
他者に教える場合には
知識の構成や時系列などを理解し、
効果的なタイミングで使うこと
が必要になるからです。

上のようなことを頭ではわかっていても、
一回で上手に教えるというのは簡単ではありません。

不思議なことに2回目・3回目と回数を重ねること
相手にうまく伝わることができるのです。

頭の中で覚えているつもりのことと、
実際に人に教えるレベルには
大きさ差が存在するのです。

勉強で良い成績を上げている人は、
教えることが多いという事実があります。

彼らは無意識のうちに知識の構成を理解し
どういう順番で言うべきか・時間配分をどうするか
などを計算して「教える」ことができるのです。

特に重要なことを学んだ場合であるならば、
休み時間に友達に教えてあげることで、
自分のアウトプットを深めることができます。

【アウトプット】をすることが[情報発信]そのものとなる

white and brown concrete building

得た知識をアウトプットするなら、
人に見られることを前提にブログやSNSにアップすることで
「情報発信そのもの」となります。

他者から見られるということで、表現することにも
「どのように見られるのか?」
「わかりやすいかな?」
などと意識的に気を遣うようになります。

良い文章を書こうという緊張感も生まれてきます。

これからの時代はSNSフォロワー数
資格やスキルと並ぶくらいの
財産になり重要なものになります。

あなたの気になることをSNS等にあげて、
多くの人からの意見を集めるようにしていきたいですね。

アウトプットの方法

person holding black smartphone taking photo of city buildings during daytime

覚えたことを他者に教える

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授業を受けたり、教科書を読んだりすることは、
新たな知識を取り入れていく上で不可欠なことです。

すなわち「インプット」です。

そこからは学んだことを友達に「教える」ことをすれば、
その知識を自分の中に定着させることができます。

友達に教えるときに、
うまく説明できないところがあると思います。

そこがおそらくあなたがまだ苦手で理解が
十分でないところといえるでしょう。

参考書や資料を”自分の言葉”で要約する(サマライズ)

group of people sitting on chair in front of table with plates and drinking glasses

サマライズ【summarize】とは日本語に直すと「要約」と言う意味。

参考書や授業で用いた資料を
自分なりの表現で
簡潔に書き直すことで
アウトプット力を高めることができます。

その際、資料全部を丸写してはいけません。

もともと他人が書いたものは、
簡単に自分の脳には入りづらい特徴があります。

資料や参考書は内容を大体カバーしようと
必要以上に多くの情報が網羅されています。

資料として、そのことは大切なことです。

しかし、自分自身が学ぶと言うことにおいては
「すでに覚えていること」と「まだ覚えていないこと」
が同等に扱われていると言うのは
学習を進めるうえにおいて効率的ではありません。

先生が黒板に書いたことを一生懸命に写しても
不思議と自分の脳に入ってこないものでしょう。

自分で情報を整理し、重要なことは何か?
関連する事柄は何か?などをまとめていくことで
サマライズする能力は高まります。

初めは苦手と思うかもしれませんが、
繰り返し行うと要約する力は
着実に伸ばすことができます。

問題を”繰り返し”解く

blue and white floral textile

アウトプットをしていく上で問題集を使って
問題を解くことは不可欠です。

「問題」とは一種の問いかけ。

授業で学んことが脳内に漠然と並んでいる状態です。

そこから「問いかけ」に答えようということを通して
「思い出す」と言うプロセスを踏みます。

これが”問題を解く”ということです。

問題集を用いて演習問題を解くと言う行為は
「覚えたことを思い出す」とことであり、
繰り返し行うことで聞かれたことは
脳内に定着することとなります。

塾でどんなにわかりやすい講義を受けても、
それに対するアウトプット作業を行わないと
全く自分の実力にはならないのです。

この際”繰り返し”ということがポイント。

つまり何冊も問題集を購入し、
多くの種類の問題をやるよりも、
1冊の同じ問題集を繰り返し行うことの方が
実力を確実に伸ばすことができます。

1冊を繰り返すと言うことを留意しましょう。

TODOリストに書き出す

six white sticky notes

一日にやることをTO DOリストに書き出すことで
やることが整理されて確実に計画を進めることができます。

もし、何となくこの問題集と英語の音読をやって…と思っていても、
その日の流れや唐突に入った予定などによって
「やろう」と思っていたことがブレてしまいます。

1日にやる勉強や休憩などを一度メモ帳や手帳に書き出しておくことで
勉強の順番や優先順位を確認することができます。

もし副教科などのやり忘れている勉強があっても、
リスト化されているので忘れることがありません。

1日にやることがだいたい決まっていてもリストに書き出すことで、
行動の計画性は間違いなく向上し、実行することができます。

目標を数値で表現する

例えば受験勉強をしていて
「今日は数学の問題集をやろう」とするのと
「今日は数学の図形証明の問題集5ページ勉強しよう」
目標を立てるのはどちらのが良いでしょうか?

間違いなく後者の方が良いです。

なぜなら目標が具体的な数値で表現されているからです。

人間というものはつい内容が曖昧だと自分の都合のように解釈をして、
結果として楽な方に逃げる傾向があります

アウトプットを設定する場合でも、
目標の表現はできるだけ具体的にすることで目標に迫ることができます。

もし目標に達することができなくても、
数値設定をしたことで自分の課題を見つけやすくなります。

英語学習編

英語学習だとよりアウトプットの重要性が高くなります。

なぜなら語学学習であり、自分で話したり書いたり
することが語学学習の目標だからです。

ここからは英語学習で効果のあるアウトプット法を紹介します。

英語日記を書いてみる

学校では授業で様々な英語表現を学びます。

その覚えた表現を使って
「英語日記」を書くのがアウトプットには最適!

教科書の例文を覚えただけでは
実際の場面で瞬時に思い出すことは難しいでしょう。

覚えたものをどのようにしたら使えるでしょう?

実際に日記を書き、意識的に
その表現を使ってみるといいでしょう。

語学力を高めるためには、
日常的にアウトプットをしていくことが不可欠です。

そのためには日記を書くと言うのが
最適な勉強方法となります。
初めは英語で文章を考えるというのに
とても苦労するでしょう。

けれども毎日行うことができれば、定番表現も覚えたり、
言い回しも覚えたりして
自分の表現の引き出しが豊かになります。

SNSを利用して、英語で交流をしよう

Twitterやインスタグラムなど現代は国境を超えて人と
交流できるSNSサービスが充実しています。

これらを利用して英語圏の外国人と直接やりとりする
有効なアウトプット方法です。

ネイティブスピーカーのカジュアルの英語表現が多く聞けます

例えば”I am fine”というところも”Am good”と「I」を省略してchatします。

自分の趣味とは、好きなミュージシャンについて話題にして
交流していくことで自然な英語を学ぶことができまよ。

おすすめアウトプットのことがもっとわかる!おすすめ本3選

the new york times book

ビジネスや自己啓発分野を中心に
「アウトプット」について詳しくその効果や方法を
説明した本が多く出版されています。

かつての受験を中心とした勉強で
十分鍛えることのできなかった
外部に向かって自分を発信していく力が
評価されている背景があります。

ここからは私が読んだアウトプット力を
高めるおすすめの本を3冊紹介します。

効果的に自分の中に取り入れたことを
アウトプットしておくことで学習効果が大きくあがります。

興味がある人は手にとってみてください。

学びを結果に変えるアウトプット大全  / 著者:樺沢紫苑

  • 学びを結果に変えるアウトプット大全
  • 著者:樺沢紫苑
  • 出版社サンクチュアリ出版
  • 出版年月2018年8月

著者の樺紫苑さんは精神科医で映画評論や書評としても活躍している方です。

こちの本は昨今のアウトプットと言うコンセプトを広げた本です。

一言で言うと「当たり前のこと」が当たり前に書かれているのです。

しかし、これらのことの脳科学や心理学的な背景を踏まえて
説明されているので「実はこんな理論があったんだ!」
と目から鱗が落ちることばかりでした。

こちらに書かれている実践例は明日からでもすぐに行える簡単なものです。

それぞれが見開きでまとめられていて、
読み手にとってもわかりやすい構成となっています。

またこれらの実践事例が図解されているので、
脳内でイメージを持ちやすいです。

実践だけでなくその背景にある理論を踏まえ
行動するには最適な一冊となっています。

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なんでも図解 絵心ゼロでもできる! 爆速アウトプット術  / 著者:日高由美子

  • なんでも図解 絵心ゼロでもできる! 爆速アウトプット術
  • 著者: 日高 由美子
  • 出版社: ダイヤモンド社
  • 出版年: 2020/9/9

著者の日高由美子さんはアートディレクターです。

これまで企業の宣伝部などでアートディレクションを担当してきました。

アウトプットしたいと思った時に、言葉だけでなく上手に
「図解」することができたらなぁと思うことはありませんか?

そのような時に図で表現する能力があるとたいへん重宝します。

口頭のコミュニケーションだけではどうも相手にうまく伝わらないと思う時でも、
それを図解することでスムーズに伝えるたとができます。

図解というのは構造への理解が不可欠であり、
脳内での内容整理を効果的にすすめることができるのです。

内容もドリル形式になっているので、日々実践し、
時々見直してみることで、図解力あげることができます。

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人生を変えるアウトプット術 インプットを結果に直結させる72の方法  / 著者:千田琢哉

  • 人生を変えるアウトプット術 インプットを結果に直結させる72の方法
  • 著者:千田/琢哉
  • 出版社 ‏ :徳間書店 
  • 発売日 ‏ : ‎ 2019/5/17

著者の千田琢哉さんは文筆家。

これまで企業コンサルタントなどを積み重ねてきたキャリアがあります。

こちらの文体は少し辛口で、ビジネス向きですが
家庭学習にも通じることが多くありました。

特にSNSの活用の仕方は勉強になります。

現在行っている「勉強をする」ということ自体が
SNSコンテンツになるということはとても興味深い。

性格的に引っ込み思案でも、自分で発表し、表現することが
如何に重要な行為であるのかが明快に書かれています。

こちらの本を読み自身のアウトプットに活かしましょう。

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アウトプットを活かす: まとめ

勉強というとつい
読んだり、覚えたりすることに
力を入れてしまいがちです。

その中で学んだこと何らかの形で
外に出していくことで次のようなベネフィットになります。

  • 記憶が深まり、忘れにくくなる
  • 知識が整理され、理解が深まる
  • 記録を残していける
  • 教えることが上手くなる
  • [情報発信]そのものとなる

これからの時代は自己表現力が必要となります。

SNSも活用しながら、
アウトプットして効果的な学習を進めていきましょう。

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