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【よろこび】赤ちゃんの子育てと10代の子育てどっちがたいへん【ストレス】

 

生まれてきたばかりの頃はかわいかったね〜。

今は何も話もしてくれないし、すぐに反抗するし。

いやいや生まれた頃も、結構手がかかっていませんでしたか。

◯夜泣き
◯おねしょ
◯ぐずり

 


 

 

アメリカのニュース記事から、
“Which is harder: Parenting toddlers or Parenting teenager?”
と言う興味深い話題がありました。

https://www.psychologytoday.com/us/blog/parenting-translator/202201/which-is-harder-parenting-toddlers-or-parenting-teenagers

 


 

目次

赤ちゃんの子育てと10代の子どもの子育ては どっちが大変なのか。

赤ちゃんの時は排泄の世話、着替えの世話 など今思い返すと、
そういえばいろいろなことしたなぁと思い出します。

一方で10代の子供を考えましょう。

 

食事の時も黙ったまま。
朝は全然起きない。
質問をしても「 別に…」 と自分の思いを何も言わない。

 

 

心理研究系ウェブサイト”Psychology Today”に
保護者にとって赤ちゃんと10代の子育てちらが大変なのか?
という記事がありました。

 

大きな差はなかった

その記事によると 結論は

 

両者に大きな差はなかった

そうです。

 

 

仕事量と自分の時間がなくなること

 

記事によれば

”子育てを始めたばかりのたくさんの夫婦は、今ティーンエイジャーの子育て中の夫婦からこのように警告されます。
「 あなたはこれが大変なことだと思っているでしょう。まぁティーンエイジャーになるまで待ってみることだね」
しかし赤ちゃんの子育ては圧倒的な仕事量があります。

そして自分の時間が持てなくなることにストレスを感じることもきっとあるでしょう。
さらには仕事と家事とのバランスを保っていくのかという点でパートナーとの関係も難しくなることがあります”

乳幼児期の子育てには圧倒的な手間がかかりますね。

それだけならまだ良いのですが、 それに伴って自分の時間がなくなる
ということがストレスになります。

親によっては「自分って一体何?」 と言うような
アイデンティティーへの疑問も持つようになるでしょう。

パートナーの子育てに対する関心も人によってはストレスになります。

この調査によれば、パートナーとの関係は子供が幼稚園に入る位から
悪化し始めるようです。

 

 

子育てから得られる自信

 

”同時期には5歳以下の子供の子育てへの満足度は大きくなっています。
なぜなら子育てを通して得られる自尊心や自信がだんだんとついてくるからです。
結果として乳幼児の子育てには、ティーンエイジャーの子育てよりも何倍もの幸福感が得られるのです”

この点に関して言うと親としての発達プロセスが関係しているでしょう。

 

潜在的に、親は子育てを幸福だと思うような心理的なメカニズムがあるようですね。

 

 

”10代の子供の子育てもまた独特の難しさがあります。
乳幼児の親に対して多くの要求やニーズ があります。
それでもそれらの欲求は似たようなものばかりです。
一方で10代の子供のニーズはもっと個人的で多様で複雑です。

いわば乳幼児の育てに必要なスキルは比較的簡単でうまく子供の思いと一致することが多いのです。
10代の子どもは様々な個性があり、 親それぞれで学んでいく必要があるのです。
結論としては乳幼児の子育ても10代の子育てもそれぞれ独特の難しさがあると言うことです”

多くの子育て本が売れているように乳幼児期の子育ての
やり方の基本は確立している部分があります。

一方で、親と10代の子供の関わり合い方では、子供なりに成熟してきています。

同じ言葉をかけたけれども、子どもの感じ方が全く違うそんなことが多くあります。

親にとっても手探りの体験が続いていくのです。

かといって乳幼児のようなわかりやすい愛情表現で
子供からの反応があるわけではありません。

その点で親がストレスを感じるのかもしれません。

 

最高と最悪

”ただ面白いことに乳幼児期の子育てには「これが最高だなぁ」と言う感情と
「これは最悪や」と言う感情が両方が含まれている
そんな子育てだということができます。

言い換えるとこの時期の子育てというのは、
最もやりがいを感じる時期と同時に最も多忙な時期が
重なってやってくると言えるでしょう”

乳幼児期の子育ての特徴として「心理的な高揚感」に相反して「身体的なハードさ」があります。

それでもやったらやっただけ見返りが帰ってくると思える部分もあるのでしょうね。

子供も歩き始めてくると、ずっとついて来てわずらわしく感じることもあります。

今にして思えば、それもつかの間の日だったと思える日になっているのでしょうね。

 

”皆さんはこのように思うかもしれませんね。
赤ちゃんの子育ても10代の子育ても両方大変だと言っても、 この子育ての時期を入れ替えてしまうことなんてできないのにじゃあ何をすればいいの?
それでも子育ての満足感はとても大きく子供との良い関係性を築けるのはティーンエイジャーよりもはるかに大きいのです”

 

 

 

愛する気持ちと自立へのうながし

”乳幼児であろうとも10代であろうとも、親としては子供たちの発達の段階に合わせて 注意を払っていくことが大切です。
例えば、乳幼児にはお母さんとお父さんはあなたのことを「どれだけ愛してるんだよ」 とか「あなたの笑顔が1番好きなんだよ」と伝えていくことです。
ティーンエイジャーに対しては日常からあなたは少しずつ自立していくんだよと言うことを伝えて行きます。
そうして子供は自立心を養い少しずつ家から出ていく心の準備をしていくのです”

 

子供をいつまでも「自分の言うことを聞いてくれる」「自分を頼ってくれる「自分を愛してくれる」と思ってしまう親もいるでしょう。

とは言え子供の親を頼る気持ちは次第に消えていくでしょう。

 

なぜなら、子供の1人の人間として生まれ変わり社会の中で生きていくんからです。

親にとって、このような自立をしていくと言う視点を持ちながら「成長を見守る」ことが大切なのですね。

 

それでもこのような接し方がうまくいっていても、またはそうでなくても 他の親仲間に今子育て難しいんだよとは言わないようにしましょう。
決して良い事は起きません。

 


 

 

と言うことで今回はアメリカの心理学ジャーナルの記事の紹介です。

このブログでは勉強方法について解説をまとめています。

ただそれにつながる保護者の視点と言うことでとても興味深い記事でした。

よろしければ感想等教えてください。

ナリタケでした。

 

 

 

 

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