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【中学】「数学がわかる!」 数学が苦手な原因 克服する勉強法

「中学になって数学についていけなくなって…」
「数学の宿題をやっても、ぜんぜんわからなくて…

中学生になり、いっきに難しくなる教科に「数学」があります。

算数・数学のマーク

その中でも「中学の数学がわからない!」という声はよく聞きます。

小学校までの「算数」と異なり

  • 「文字式が登場したり」
  • 「図形が〇〇であることを証明したり」
    しなければなりません。

数学は「積み上げ型教科」と呼ばれ、スタートで学んだ知識の上に【新しい内容がさらに積み上がる】のです。

そのような中学数学を、あなたは子どもの勉強をどのようにサポートすればいいのか心配ではありませんか?

この記事では

  • 「中学数学の難しさの特徴」
  • 「家でできる勉強法」

    を紹介します。

勉強法を継続できれば、定期テストで上位20%まで上げることができます。

ナリタケ

私は子どもをこの方法で数学コーチングしたことで、
たった3ヶ月で45点だったテストを80点まで上げました。

目次

数学ができない人の特徴

対人恐怖症のイラスト

中学数学が難しくなる原因には、小学校まで学んだことよりも抽象的な考え方が必要だからです。

その中でも以下の分野で
「わからなくなる」
ということが起こりがちになります。

数学を苦手とする人にはこのような特徴があります。

  • 文字式が苦手
  • 関数が苦手
  • 図形の証明問題が苦手

数学の文字式が苦手

Math作の無料写真

中学1年で早々に文字式を理解しなければなりません。

これまでは「数」を扱っていたものを、
文字として置き換えなければなりせん。

もうこれを学んでわかっている
「あなた」も思い出して見ましょう。

初めて中学生になった時に
x、y、…が登場してきた時。

すんなりとわかってしまう子どももいるでしょうが、
中には数と文字が一緒に出ていること
とてつもない難しさを感じる子どもも多いのです。

学校の先生もこのことはわかっていて
丁寧な指導をしています。
図を用いたり、計算練習をやらせたり、
子どもが力をつけるための工夫をしてくれます。

しかし新しい分野なので
家庭学習で補なわないと
十分に定着することが難しいのです。

中学1年数学の最初の難関! 文字式の考え方を身につけることができるように

中学になると数学では新しい考え方が多く登場します。こちらの記事では中学1年の数学に何があるのか?どう準備するのかをわかりやすく解説しました。

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数学の関数が苦手

ボードの無料写真

関数が「わからなくなる」ポイントとして、数式を平面上の座標表現に表すことが難しい

文字式→方程式→比例→関数の流れはどれか一つ欠けても、
次のステップに進むことが難しくなります。

y=ax+bという関数の基本形も
「文字」「方程式」の知識がないと、
教える側も一回前の単元に戻って教え直す必要があるのです。

子どもも戻って自分が理解していないところ、
使いこなせないところを見つけて勉強を積み上げ直すことが必要となるでしょう。

関数の基本的な見方・考え方を重点的に身につけよう

数学の図形の証明問題が苦手

ピタゴラスの無料写真

物事を証明するための方法を覚えるのが難しい。特に図形証明

中学2年以降に「図形の証明」を学びます。

証明問題の難しいところは客観的事実を積み重ねていくところです。

ただやり慣れていないと事実を積み重ねることが
「う〜ん、どうしよう??」となってしまいます。

「図形の証明問題」を解くためには、錯角や同位角、平行の知識を
理解していることが必要であり、それらを総合的に組み合わせる力が要ります。

図形証明の方法と見方を重点的に学びましょう

数学での計算ミスで致命的に解答に辿り着けないことがあります。日々の学習で気をつけること、計算ミスをなくすための学習方法をわかりやすく解説しました。

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◉苦手克服! 家でできる数学勉強法◉

two person standing on gray tile paving

家でできる数学の勉強としては大まかに次の二つがあります。

・数学の基礎基本能力を高める
・数学の思考問題を解く能力を高める

まずは基礎基本を着実にマスターし、
思考能力を問う時にも克服できるようにしましょう。

1 基礎基本能力を高める勉強法: 解くことを「繰り返す」

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数学の基礎基本力は「計算力」です。

中学数学の場合は
・「正負の数のルール」
・「文字のルール」
・「分数の処理の仕方」
・「方程式を解き進める力」
が該当するでしょう。

これらの基礎基本的な力を高めるには【問題集を繰り返すこと】が必要となります。

なぜなら中学数学の基礎基本をマスターすることは勉強というよりも、
数学の基本的な考え方や操作方法の回路を脳内につくることとも言えます。

回路を作っていくためには1度2度できた問題でも、繰り返し行い、
ルールを身につけていくこと・体に染み込ませることが必要なのです。

そして繰り返す過程で「スピード」「ミスの少なさ」を気にするようにしていきましょう。

基礎基本を克服する勉強法
テストの日までに「(問題集の)計算問題は最低3周」する。
・間違った問題を確認し、その原因を知る。
・時計を用意し、かかる時間を計測する。

日々の学習習慣に「基礎基本をマスターする勉強法」
を取り入れることができれば
確実に計算力がついてくるはずである。

次第に全部解き終えるまでの時間が短くなれば、
それは計算力がついてきている証拠です。

これはやるという気持ちと環境があれば誰でもできます。

基礎基本は絶対に落とさないようにがんばりましょう。

  • 基礎基本的な計算力を高めましょう。
  • 計算力を高めるには同じ問題集を繰り返す。

2 思考力を問う数学問題は”まる覚え”をする

white daisy in close up photography

応用力・思考力問題は考えてはいけない。
解答を「まる覚え」するのがポイント!

中学数学を苦手としている子どもは、特に思考力問題には苦戦するでしょう。

特に文章問題ではその内容から式を組み立てたり、図に表現したりするのには、なかなか解くための糸口が見出せません。

ただ以下の練習を繰り返し行えば、文章問題でも解くことができるようになります。

文章問題を克服するトレーニング

  1. 解答過程を写す
  2. 解答過程を覚える(見なくても書けるように)
  3. 他人に説明できる

文章問題を解くためには、解くための視点を持つことが必要です。

アクティビティの無料写真

とはいっても、数学が苦手な子どもなら”そのような見方を持つ”のも簡単ではありません。

では、正しい方法を徹底的に覚えてしまえばいいのでは?

解答過程にある数式となぜその式を使うようになったのか
という説明を暗記してしまいましょう。

なぜなら、中学数学で出題される問題は
大体「類型化」されます。

それらの基本となる「型」を覚えてしまえば、あとは数値を置き換えればいいのです。

市販されていたり、学校で配布されたりしているものは、先生の考えている「解かせたい問題」が含まれています。

これらの問題を「覚え」→「類型化し」→「転用」できるようにすれば対策が可能となるでしょう。

3 実践編 : おすすめの数学問題集とオンラインサービス

では、これらの繰り返す問題集はどれがおすすめなのでしょうか?

ポイントとしてはあまり難しすぎず、説明が充実しているものがおすすめです。

あと教科書の進度と合っているものもポイントですね。

本屋で売られている問題集を見た中でこちらのものがおすすめでです。

中学教科書ワーク 数学 1年 / 文理

こちらの問題集は、解説のていねいさ・教科書会社との連携、適度な難度の条件を満たしています。

私の子どもも計算がわかっていると自分で言ってはいるものの、実際には6割程度の正答率でした。

やっている様子を見て気がついたことは、繰り返しやっていなかったのです。

ナリタケ

理屈はわかっているけれど、計算ミスが多発するという問題があったのです。

おそらく同じ問題集を繰り返しやるという習慣が全くなかったので、「同じものを繰り返そう」という、私からの意味がわからなかったようでしょう。

それでも繰り返し取り組み、ミスがなくなり、計算速度も上昇してきました。

まさに教科書ワークのおかげです。

数学が苦手という保護者の皆さまにはおすすめの1冊です。

中学教科書ワーク/文理

苦手の克服! オンライン学習サービス 「すらら」

公式HPより

「すらら」はオンラインのAIを使った学習サービスです。

数学を苦手としている子どもにとって、学習内容が細分化され、自分の苦手のところを繰り返し練習するということが重要です。

AI×アダプティブラーニング「すらら」8月4日に生徒画面全面リニューアル|すららネットのプレスリリース

「すらら」は学習内容をコンピュータ内で構成させ、子どもがわかるまで繰り返し学習を繰り返すことができます。

数学が苦手な子どもにとっては相性の良いやり方でしょう。

また公式サイトからは

「聞いて(読んで)いたら分かった」はずなのに、成績が上がらないのは知識が脳に定着していないから。
勉強は「知識を正しく理解する」「理解した知識を定着させる」、この二つを正しいステップで繰り返すことが大切です。
すららは60,000問以上の豊富な問題数に加え、問題が解けない根本的な原因を自動で見つけ出し、一人ひとりの理解度に合った問題を出題するため、自宅で1人でも進めることができます。

とあります。

このように反復学習を行いながら基礎基本の力を育てることができます。

中学数学での正負の数、文字式、方程式などのつまづきそうな箇所を
繰り返し指導を受けられるので能率的といえるでしょう。

料金は5教科で月10,978円です。
なおパソコンやタブレットは自分で用意します。

AI訴求 無学年制教材!対話型アニメーション、インターネット教材【すらら】WEB申込

すららの特長をこちらにまとめました。よろしけばご覧ください。

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数学が苦手を克服する!:まとめ

中学数学がわからないとお悩みの子どもや保護者さまは多いかと思います。

この記事では数学が難しくなる背景
ご家庭でも対応できる方法について以下のように紹介しました。

中学数学の難しくなる原因
文字式が苦手
関数が苦手
図形の証明問題が苦手苦手克服!家でできる数学勉強法
1 基礎基本能力を高める勉強法:解くことを繰り返す
2 思考力を問う問題はまる覚えをする
3 実践編 : おすすめの問題集とオンラインサービス
・教科書ワーク
・オンライン学習サービス 「すらら」

ここに挙げたように数学の勉強方法をマスターすれば
これは高校・大学入試でも使うことができます。

よい習慣を身につけ数学の苦手感を克服していきましょう!

数学の苦手意識を克服するためには「タブレット学習」で数学に慣れ、解くための基本的な考え方を身につけることが大切。
こちらの記事では中学生に向けたおすすめのタブレット学習をわかりやすく解説しました。

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